伸びているスモールビジネスオーナーが一番大切にしていること

成果の出し方

スモールビジネスの成功の秘訣は

  • ニーズが明確な市場で
  • 大企業が取り組まない(小さすぎて興味を示さない・面倒臭くてやる気がない)領域を設定し
  • その領域で「〇〇と言えば・・・」であなたの会社(商品)の名前が真っ先に挙がる

ようにすること、

そしてそのために機動力高く行動することです。

スモールビジネスに対して1 on 1のコンサルを200社超させて頂く中で「伸びている企業のオーナーが一番大切にしていることはこれ!」と思ったことがあるのでシェアさせて頂きます。

伸びているスモールビジネスオーナーが一番大切にしていること

ズバリ一番大切にしていることは「意思決定」です。

そして、そのやり方とは

  • 情報収集は期限付きでやる
  • 期限が来たら「何がわかっていて・何がわかってないか」を明確にする
  • 修正を前提に意思決定する

つまり、

「意思決定・情報収集・期限・修正」をセットにするということです。

これについて補足しますね。

情報収集は期限付きでやる

意思決定のための情報収集に時間をかけすぎないことが大切。

これは多くの人が思っていること。ですが、実際に「情報収集は〇月〇日までに終了する」をしっかり・きっちり実行できている経営者は意外と少ないもの。

  • そもそも「必要十分な情報」などない
  • 意思決定の確信度と情報量は比例しない
  • 情報より価値のあることは「実行した結果とそこからの学び」

と考えていると「情報収集は期限付きで」が楽にできるようになります。

期限が来たら「何がわかっていて・何がわかってないか」を明確にする

なにかを意思決定して実行したら、必ず結果が分かります。

その際、

  • わかっていたのに、この結果になった
  • わかっていなかったから、この結果になった

には雲泥の差があります。

なので、意思決定をする際に、その時点で

  • わかっていること
  • わかっていないこと

を明確にすること、そして明確にした上で意思決定をすることが重要です。なぜなら、そうすることで高速でPDCAを回す際のC(Check:検証)フェーズの精度が高くなるからです。

(参考)スモールビジネスならでは!のPDCAの回し方

修正を前提に意思決定する

スモールビジネス成功の秘訣は「機動力高く行動する」ことと冒頭で書きました。その意味は高速でPDCAを回すことです。

意思決定の後に訪れる結果には「100%の成功」「これ以上なくうまくいった」ということはありません。もちろん、感想や表現として、そういうことはあります。しかし、どんな良い結果にも必ず「もっと良い結果」もあったはずと考えて「常に改善する」改善思考を身につけることが必要です。ビジネスってそういうものですよね。

なので、

  • うまくいった→実施案をベースに改善し、継続
  • 失敗した→実施案を修正し、再実行

というPDCAを回すこと、それも高速で回すこと、そして意思決定を繰り返すことで、意思決定の精度を上げていく(意思決定のスキルを向上させる)ことの方がより重要となるわけです。

まとめ

伸びているスモールビジネスオーナーが一番大切にしていることは「意思決定」です。

そしてその方法とは

  • 情報収集は期限付きでやる
  • 期限が来たら「何がわかっていて・何がわかってないか」を明確にする
  • 修正を前提に意思決定する

です。

これをやっていくうちに

与えられた情報の中で素早く意思決定できるスキル

が身についていき、より精度の高い、つまり成功に近づく意思決定ができるようになるのです。

ではまた

(あ)

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