頑張っているのにうまくいかない本当の理由

成果の出し方

コンサルをやっていると

頑張っているのにうまくいかないんです

ちゃんとやっているのに成果が出ないのはどうしてですか?どうしたらいいですか?

というご質問を頂くことがあります。

お仕事の内容ややり方をしっかり聞かないと正確には言えないのはもちろんですが、

強いて言えば

「短期的にやるべきこと」と「長期的にやるべきこと」を決めて実践していない

のが原因であることが多いと感じています。

頑張っているのにうまくいかない本当の理由

どういうことかと言うと・・・

短期的にやるべきこと

ビジネスを始めるとランニングコストがかかりますよね。人を雇って、事務所を借りている場合は「人件費・家賃など」です。

そのように日々かかるコストを賄うためには、資本金を使ったり・投資などで集めた資金を使うわけですが、それだけだと金額が減っていくだけ。

なので、日々のランニングコストを賄うためにも毎月の売上を立てる必要がある。

言ってみれば、それが短期目標です。

そして、そのための短期戦略が必要なのです。

長期的にやるべきこと

もちろん短期的ことをやり続けるだけではダメ。しっかりした長期目標とそれを達成するための長期的戦略が必要です。

長期目標とはX年後に市場でこのようなポジション(and/or イメージ)を築いて売上をY程度にする

ということです。

なので、

  • 短期目標と長期目標の両方を設定し、
  • それを実現するための短期戦略と長期戦略を立てる

ことが「頑張っているのにうまくいかない」から抜け出す方法なのです。

言い方を変えると、

なんとなく「これをやったらいいかも」と思いつきでやるのではなく、

「時間軸」の中で「目標と戦略」をセットしておくこと

が結果に結びつくやり方なのです。

設定する時間軸は細かくしすぎるとややっこしくなるので、ざっくりと

  • 短期
  • 長期

で分けるのが、まずはいいかと思います。

これをしっかりと把握して実践しないから「頑張っているのに結果がでないんです」になってしまうのです。

具体的にはなにやるの?

短期的にやること

ざっくり言うと

短期的には

  • 営業をかける
  • 単価アップを試みる

など、売上に直接・短期間に貢献することをやります。

そのための方法としては

  • チラシ配布
  • DM

など、「反応が取れるもの」を試してみることです。

実施すると結果がすぐにでるので、

営業がうまくいけなければ

  • アプローチ方法を変える
  • コンテンツを変える
  • 販売条件を改善する

などの「修正→再試行」をそれを短期間で繰り返すことで結果を出すことができます。

単価アップも同様です。

短期戦略のいいところは

  • すぐに成果がでること
  • 成果がでなければ、なにかがオカシイので、その原因を特定して、改善して再度実施できること

です。

長期的にやること

長期戦略で実行すべきことの第一はリスト取り

です。

リストさえあれば

  • 見込み客とのコミュニケーションができる=ニーズの把握
  • 自社の価値教育ができる=ベネフィット理解
  • こちらの都合でお知らせできる=商品案内

などメリット満載。

リストを取るためには

  • コンセプト
  • ポジショニング
  • ターゲティング

など

「マーケティングの基本」をちゃんと押さえて実施する必要があります。

でもこれらは

長期に亘って大きなアセット(自社の財産となるもの)を作ることが出来るけど、そのためには結構な時間がかかる

だからこそ

短期戦略との組み合わせでやることが必要なのです。

組み合わせのメリット

夢のような長期目標を設定して戦略を立てて実行している。素晴らしいことです。でも、それだけだだと「頑張っているのにうまくいかない」になってしまいます。日々の売上が立たず、焦る気持ちが積み重なり精神的にもまいってしまうから。

このように「短期的にやるべきこと」を怠って「ランニングをコストが払えず潰れていくスモールビジネス」は少なくありません。

一方、

毎月の計画を立て実行しているので「毎月の売上は安定」している。でもある時「なんのためにやってるんだっけ?」という疑問が湧き「頑張っているのにうまくいかない」という心理状態になる方もいらっしゃいます。

なので、ビジネスとして成長していくためには

短期・長期両方の目標と戦略、そして実施

が必要になってくるのです。

まとめ

「頑張っているのにうまくいかない」と思った場合は

  • 短期的・長期的な目標設定をしているか?
  • それを達成するための戦略立案をしているか?
  • それらを実行しているか?

と自問してみてください。結果がでるはずです。

また「伸びているスモールビジネス」のオーナーが何をやっているかを参考にするのも「ためになる」はず。よろしければこちらもどうぞ。

 

ではまた

(あ)

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