ビジネスには失敗はつきもの。失敗で終わってしまう人もいれば、最終的に成功を収める人もいます。ここでは「失敗しても最終的にはうまくいくスモールビジネスオーナーの3つの特徴」についてシェアします。

「失敗しても最終的にはうまくいくスモールビジネスオーナーの3つの特徴」ってなんだと思いますか?
- 営業力
- ネットワーク
- 数字を見る力
でしょうか?
それもあるかもしれません。
しかし、30年超のサラリーマン経験と6年間のコンサル経験で「失敗しても最後にはうまくいくスモールビジネスオーナーの特徴」はこれ!と思ったものがあるのでここではそれをご紹介します。
最後にはうまくいくスモールビジネスオーナーの3つの特徴
結論から言うと以下の3つだと思っています。
- お客さまの関心に関心を向けている人
- そこまでやるか!の行動力のある人
- 目標達成のための道筋を動的に捉えている人
だと思っています。
一つずつ説明しますね。
(1)お客さまの関心に関心を向けている人
あなたがどんなビジネスをしていようと、基本、あなたのビジネスは「お客さまの課題を解決すること」ですよね。飲食店にしても「お腹が空いた」「おいしいものを食べたい」「友人と語らいたい」という課題の解決策として存在しているわけです。美容室やハンコ屋さん、歯医者さんも全て同じ。なので、お客さまの課題は何か?に向き合って解決策を出し続けるのは経営者の使命と言えるでしょう。
恐らく、どの経営者もこう考えているはず。なのに、傾いていく・潰れていくビジネスがあるのはなぜか?それは、解決策フォーカスだけでは「当たる時・当たらない時」が出てくるから。「求める解決策」と「提供する解決策」とを「せーの!」で出したら、当然「当たる時・当たらない時」が出てきますよね。なので、「失敗するビジネス」が出てくるのも当たり前と言えば当たり前なのです。
でも、そこで一歩引いて「お客さまの向いている方向」と同じ方向を向いてカードを切れば「当たりはずれ」がない。だいたい当たるわけです。だって、同じ方向を向いているのだから「同じものが見えている」から。なので、そのスタンスにいる経営者は、仮に過去失敗したとしても、いずれは成功するのです。そして「お客さまの向いている方向」とは「お客さまの関心」です。なので、「お客さまの関心に関心を向けている人」は最後には成功するのです。
(2)そこまでやるか!の行動力のある人
どんなビジネスでも差別化は必要。でも、スモールビジネスって「そんなに差別化するところがない」が実態。なので特に最初のうちは「どれだけ汗をかくか」にかかっていたりするわけです。
もちろん、むやみやたらと頑張っても成果に結びつきません。しっかりしたマーケティングプランや施策に則った行動が大原則です。
あの世界一のコーチ、アンソニー・ロビンスも「Massive Action(大量行動)こそ突破口」だと言っているように、行動が重要。しかも人から「そこまでやるか!」とびっくりされる程の行動が必要です。技術や製品にとりたてて差別化要因のないスモールビジネスは「大量行動そこ差別化」になり評価されるのです。特に初期のうちは。結局あなたのビジネスを評価するのは他人ですから「他人視点」つまり「人からどう見られているか」で行動を考えることも必要になってくるのです。
しかも、大企業と違いスモールビジネスは「自分の行動が結果に大きく影響する」からなおさらです。
(3)目標達成のための道筋を動的に捉えている人
ものごとをうまく進める人の特徴に「何をどうしたいのか」がはっきりしていることが挙げられます。「未来のなりたい状況」が見えているからこそ「どうすべき」がわかるのです。
でも、それを「静的に」見ているだけだとどうでしょう。もし不測の事態が起きた時、臨機応変に対応できなことがあります。初動に時間がかかることがあります。要は応用が効かなかったり・遅すぎる対応だったりしてしまうのです。
一方、道筋を「動的に」見ている人は「こうなったら、こうしよう」と敷いた道を仮説検証しながら見ているようなもの。「一旦逆戻りしたら」「大きく迂回したら」と、全体を動きとして見ているために「瞬発力」や「とにかくなんとかする」力が働くのです。なので、たとえ一旦失敗したとしても最終的には成功するんですね。
まとめ
ビジネスには失敗はつきもの。そしてスモールビジネスはほとんどの人が関心を持っていません。なのでスモールビジネスの失敗は、歴史に残ることもなく静かに・なにごともなかったかのように失敗していきます。
なので、なかなか貴重な失敗談を聞く機会がないのです。が、失敗しても最終的に成功する人がいるのも事実。そんな人を見てきて「失敗しても最後にはうまくいくスモールビジネスオーナーはこんな人!」という特徴をお伝えしました。
それが以下の3つです。
- お客さまの関心に関心を向けている人
- そこまでやるか!の行動力のある人
- 目標達成のための道筋を動的に捉えている人
成功しているスモールビジネスオーナーを常にベンチマークすることも大切ですよね、参考になりそうなので、こちらも是非。
ではまた
(あ)
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