海外進出で最初にやるべきもっとも重要なことは「受容性」の把握
そして「思い込み」はNGです。よくある思い込みは以下のようなもの。
- 日本で評価が高いのだから「現地でも受けるだろう」
- 日本では全く売れないから「現地でもダメだろう」
- 現地で流行っているものに似ているから「コレも売れるだろう」
などです。
これで「予想外の展開になること」はよくあること。「予想外に良かった!」ならいいですが、その反対の場合は目も当てられません。
そうならないために「この商品は現地の人たちに受け入れられる可能性がホントにあるの?」を事前に把握しておく必要があります。しかも「高い精度で」「低コストで」です。
海外進出の第一歩:テストマーケティング
海外にビジネス展開する時、最初にやるべきことは「受容性の把握」です。
です。
「だから現地でしっかりリサーチする必要があるのね!」と思うのは早合点というもの!
たしかに現地でのリサーチをすればある程度は「見込み客の反応はわかる」と言えます。でも、コストや精度を考えると本当にこれまでのような/大企業がやるような調査って必要でしょうか?
我々のスタートはそこでした。
これまでのリサーチ方法を実施した企業のどれほどが「リサーチを元にしたサクセス」を獲得したでしょうか?これまでのリサーチ方法は予算や人的リソースの豊富な大企業にはいいかもしれません。
では、なぜそう思うのか?
これまでのリサーチ方法から見ていきましょう。
これまでのリサーチ方法
これまで「海外進出」の際、決まってやっていたのが
- 定量調査
- 定性調査
です。
定量調査とは
主にネットを使ってやることが多いです。
用意した質問に多くの人に回答してもらうことで「深くはないけど・全体的な傾向」を把握できます。ポイントはある程度の人数に回答してもらうこと。
通常は調査会社に依頼して行います。調査会社にあらかじめ登録してある人たちに質問するというやり方が一般的。
定性調査とは
対面またはZoomのようなツールを使って行います。
簡単に言うと「グループインタビュー」です。1グループ6人から8人の人を一部屋に集め(Zoomの場合は会議室)ます。ファシリテーターという進行役の人がそれぞれに質問をぶつけ、回答してもらうスタイル。
商品や展開アリアにもよりますが、4グループから8グループ程度実施することが多いです。
多くの人数からの回答は得られませんが、購入するとしたら「その理由」、値段、どんな状況だったら買うか・・など「見込み客のインサイト」をある程度深堀りができるのが特徴。
コスト感
「定量調査」「定性調査」どちらも数百万円というコストがかかるのが普通です。
初めて海外進出する企業にとっては「大きな負担」ですよね。中小企業やスモールビジネスにとって数百万円は「今後の企業経営にも関わる大きな金額」。躊躇してしてまう気持ち、よくわかります!
しかも、これはあくまでも「調査」。本当に店頭で見つけた時に買うかどうかは別問題。
でもSNSのなかった時代はこれをやるしかなかったのです。
中小企業/スモールビジネスに最適なやり方は・・・
中小企業やスモールビジネスの海外進出の際、最適な事前の「受容性調査」の方法をご紹介します。
ズバリ、SNSを使ったテストマーケティングなんです。
これまでご紹介した「定量調査」「定性調査」と違って
- 「リアルな反応」が取れる
- 簡単にできる
- コストがかからない
のが特徴です。
「リアルな反応」が取れる
「定性調査」や「定量調査」はあくまで「調査」。集められた被験者も「これは調査」と割り切って臨んでいます。なので、商品をお店で見かけた時も「本当に買うかどうか」はわかりません。なんたって調査なんですから。
でも
なので「もし商品が棚に並んだ場合、実際に買ってくれる確率が高い」、そんな方法なんです。実際我々の実際の調査でもそのような結果が出ています。
カンタンにできる
なにしろSNSを使ったもの。普通にSNSさえできれば「カンタンに」できます。
普通の投稿をして・反応さえ見ることができれば誰でもできるのです。我々がご紹介している方法は
これによって、ただ単に「反応あったよね!」「いいね!がたくさん付いたね」で終わらずに
のです。これが大きな特徴であり、「海外進出の意思決定」の判断の大きな材料となります。
コストがかからない
SNSを使ったものなので当然媒体コストはかかりません。
一定期間のSNSの活動における反応をスコア化。そのスコア化された結果を見て
- 現地の人の「受容性」は十分ある!すぐやろう!
- 期待したほどの反応なし。これじゃ無理かも!
- 反応は悪くない。でももっとインパクトがあるように商品を若干改良しよう!
などの意思決定までの時間が圧倒的に短縮できます。しかもSNSなのでコストがかからず、です!
中小企業/スモールビジネスが海外進出に躊躇していた問題を一気に解決
これまでのステップ
これまでの日本企業の海外進出のステップは以下の通りです。
特に中小企業/スモールビジネスにとって最初のハードルは「受容性」の特定。そして、そのための調査です。
言うまでもなく
- コスト
- 複雑さ
- 精度(リアリティ)
を目の前にして「判断がつかない」。だから「今はやめよう」という企業が多かったのです。もし進出していたら「売れていたかもしれない」のにです。もったいないですよね。
やるべきステップ
特に中小企業/スモールビジネスが海外進出するステップは以下のようになります。
どうですか?圧倒的に
- 費用がかからず
- カンタンで
- 精度が高い(リアリティがある)
と言えますよね。
まとめ
日本には海外で活躍できる企業や商品がやまほどある!と思っています。
でも進出を阻んでいたのが一番最初にやるべき「受容性調査」。それをリアリティある「テストマーケティング」としたのが、ご紹介した「SNSを活用したテストマーケティング」。
詳しく知りたい!という方は以下までお気軽にお問い合わせください。